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チェロについて

2016年10月11日火曜日

いま松下さんにコンサートのためにお借りしているチェロも含めて、3台チェロが

家にあるのですが、どれもそれぞれの個性があり練習していてもとても興味深いです。

高校生のときから使っている古いチェロは1800年代のチェロで明るく強い音がします。

線が細い音で良い時は倍音がよくでるところが気にいっています。

もう一台はベルギー留学時代から使っているthomas bertrandというベルギーの製作者が作った2004年製の

チェロです。はじめから良くなるチェロで昔、フルニエ、ヨーヨーマが使っていたゴフリラのモデルのチェロです。

アッパーバウツ、454ミリ、アンダーバウツ365ミリのかなりワイドなチェロで容積の大きいせいか、良い時はダークな深い音

がするところが気に入っています。

いまお借りしている松下さんのチェロは2014年製でフィリウス、アンドレアグアルネリのモデルのチェロです。

ボディーの長さが少し短く、741ミリで、すこしワイドなモデルです。小柄な僕にも弾きやすいモデルです。

特筆すべき特徴は華やかな音で倍音がよく出るところです。G線、C線もよく鳴り4弦のバランスがとても良い

です。1か月ちょっと弾いていますが、どんどん鳴ってきています。あと何か月か弾いたら僕の2台のチェロ

よりよく鳴る様になると思います。本当に明るく、甘い音が魅力的で生徒さんもこれが一番良いというかたが多いです。

とても気にいっていて練習でもレッスンでもつい使ってしまいます。おお、もっとこのチェロを弾いていたい。

 

 

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